朝練29、ロングin道東(釧路湿原一周)

結局のところ、連日の4:00起きで疲労困憊、釧路に来てからバイクライドは一度も出来ておらず。
そして本日、待望の休日につきロングへ出かけることに。
休日ではあるが、実は本日も4:00起きで会社に出勤、7:00に出勤してくる現地社員へ交代の引き継ぎを終えてから、諸々の準備に取りかかる。
まずはコースの選定。
ホテルへ帰ると駐車場ほかが煩雑なので会社発着として、どうせなら走ったことのないコースで。
それと、天気予報が微妙なので帰着時間から逆算して距離は100km前後で。
いつものようにルートラボにて検討の結果、釧路湿原を取り囲む釧路町標茶町鶴居村と回って戻ってくる「湿原一周コース」に決定。
プリントアウトした地図に分岐路の目印を書き込んでジップロックに差し入れて携帯することにしたが、標茶から道道243号に曲がる分岐が、Googleマップで確認しても、ちと微妙。(不安的中。)
実は先々週末(9/13-14)も釧路へ出張に来ていて、その時は日中の気温が26℃以上、夜も暖かい感じだったので「今年の釧路は暖かい」と勝手に思い込み、普段着もバイクジャージも「札幌の感覚」で今回出張に来てしまったら、えらい寒くて大失敗。
レッグウォーマーなしで果たして無事帰還できるのか?(上はウィンドブレーカーがあるのでなんとかなるはず)と思っていたけれど、バイク準備のため外に出てみたら、日が差している内はなんとかなりそうで一安心。
そのバイク、なんとな〜く予感はしていたのだけれど、PT(COMP)ハブのバッテリー終了のお知らせ、、、
そそくさと交換を行い、そんなこんなで出発は8:40過ぎだったかな。

112.316km、4時間54分46秒(119W、2047kJ、TSS:140.9)

釧路市内を抜けるまでは信号によるStop&Goの繰り返しだったが、国道391号(摩周国道)に出てからは北海道らしいNonStopライドに。
前回のロング(9/15)では、LSD強度(しかも体力低下前の)に固執し過ぎて、後半は大変な思いをして帰ってきたことから、今回は「サイクリング」気分であまり頑張らないことを目標にゆるりと行くことを心掛けて。
 【塘路湖(反対車線にて撮影)】
塘路湖に到着。
メーターの距離を確認したら、ここまでで1/3程度の行程だったため、写真を1枚撮るついでに1回目の補食(ソイジョイ1本)。
先を急いでちょっと走ると、今度はシラルトロ湖が出てきてここでも写真をパチリ。
 【シラルトロ湖(釧路方面を望む)】
 【シラルトロ湖標茶方面を望む)】
出発時の服装は、半袖ジャージ+ビブショーツ+アームウォーマー+ベストで、体が温まってからベストを脱いでいたものの、このあたりからは風が冷たくなってベストを再度着用。
出発前の予想通り、道道243号(標茶阿寒線)への分岐を思いっ切り見逃して(この時点ではそのことに気付いていない)、標茶町市街に到着。
セブンイレブンにてトイレ&補食休憩。
体が結構冷えていて、暖かいコーンスープ(缶)とフレンチドッグを購入。
お約束のレッドブルも補給して再出発。
ほどなく走ったところで「(左折方面)国道274号」の交差点の案内看板が目に飛び込み、予定していた分岐点を見逃したことに気付く。
274号を走っていっても、当初予定していたルートに途中で接続できなくはないので、一旦左折してしばらく走っていたが、土地勘がないところで思い通りの道に出られる保証もなく、帰着時間が遅くなるほど寒さの問題となにより雨の心配があるので、Uターンして予定していた道道243号の分岐を探すことにした。
右側の道を探しながら国道391号を南下していると、ちょうど鶴居方面から車が走って来て運良く発見できたが、想像よりずっと細い道で、交差点っぽさが全くなく、本当に車が来てラッキーだった。
道道243号は道幅は狭いものの、交通量は少なくとても快適なライドだったが、高低差50〜100メートルほどのアップダウンが連続するため、じわじわと脚にきた。
地理的にどの辺だったのか全く分からないのだけれど、上り勾配をボーッと上っていたらごく至近距離で「鳴き声」が聞こえ、その声の方向に何気に目をやると、自分の真横5メートル程の距離のマウンド上に、野生の鶴が4羽!
あまりの近さにとてもビックリ!
すぐさま停車、「そのまま逃げないで」と祈りつつ、バックポケットからスマホを取り出しカメラを準備している間に、残念ながら4羽とも飛び立ってしまった、、
がっかりして再出発しようとすると、道路の向かい側にも3羽の鶴を発見。
こちらは無事、写真におさめることができた。
前方から歩いてきたご年配のご夫婦に声を掛けられ話しを聞いたら、
 ・この4羽と3羽は毎年ここに来る
 ・道路を挟んで「縄張り」が決まっている
とのことだった。
興奮し過ぎて「野生の鶴を見るの初めてです!」と言ってしまったが、もしかしたら覚えていないだけで見たことあったかも、、
 【野生の鶴at鶴居村
その後はもう、寒さと疲労と脚攣りとの戦い。
どの辺で羽織ったか覚えていないが上はウィンドブレーカーに変更。
途中、「釧路○○km」の看板の残り距離が増えるのにもやられまくるなど(まさか、幻覚?)。
セイコーマートがあったので、トイレ休憩と暖かいおしるこ(缶)を補給。
2007年の長期出張時に走ったことのあった釧路市の湿原展望台の上りでは、両脚のありとあらゆる筋肉が攣るのを久し振りに経験。
この先会社までは走ったことのあるルートなので、精神的に少し余裕が出たのが大きくてちょっと復活。
今回もやっとの思いで還ってきたロングライドでした。

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先日交換したST-5700は特に違和感なし。
それよりもこれまでVOGUEで経験したことがなかったチェーン落ちが2回ほど。
9速→10速化でロー側のチェーンラインが微妙に変わる? FDは全くのノーマーク、未調整だったので後日確認しよう。(単に「アウター:ロー寄り」からインナーに変速しなければ良いのだけれど^^;、今までそれでも落ちなかったから。)
それと、先日のNOAHでのロングライドよりも、ダンシングが非常に心地良いのが気になって。
ハンドル幅の違い(NOAH:420、VOGUE:400)によるものなのか、単純に先日は久し振りのライドだったので、体が乗り方を思い出しただけなのか。
札幌に戻ったら、すぐにでもNOAHに乗って試したいところ。(出張が一日延長となり、戻りは28(金)の夜に、、)